COVID-19療養記・前編

ネタ記事

毎月その月に行った心霊スポットの紹介をしてましたが、9月前半はまあ、表題の件がありましたので、この月はほぼ心霊スポット行けてないのですわ。


8月31日(月)

八月末はやたら仕事が忙しかった。そのせいで体調を崩したのか、起きたら頭痛もするし、食欲もない。ほんと偶然二日前の29日に幕張イオンの薬局で体温計を買っていたので、それの初陣を飾る。

20秒で体温が測れるスグレモノ

すると、おやおやびっくりの38度オーバー。

とはいえ仕事がアホみたいに忙しかったので休むわけにもいかず、とりあえずテレワークする連絡だけ入れて働く。

この日は23時過ぎに仕事が終わった……。


9月1日(火)

この日もテレワーク。

熱は相変わらずで、なんか肺のあたりが重苦しい感じがする上に頭痛も治らず、ちょいちょい咳も出だす。

食欲もほぼなく、アイスすら甘すぎて口にする気が起きない始末。

ほぼほぼ水分だけ摂って生きていたが、これは良くない。


9月2日(水)

水曜も本来は出社日なのだが、熱が下がらない。

ロキソニンを飲んだが、熱があるのは確かなので職場にはテレワークする旨の連絡を入れてお仕事。

色々とあってクライアントに詰められたり、対応のために社内会議を何回かやったり、クライアントから電話が来たり、そのまま延々と作業を行なったり。

……この日の仕事はこの日に終わらなかった。


9月3日(木)

仕事が終わったのは早朝4時。体調はいよいよもってマジでやばい。熱は下がらないし頭痛いし咳は止まらない。

10時半からクライアントとのテレビ会議があるので少しでも寝たいのだが、咳のせいで寝られない。

それでもなんとかごまかして寝て、10時前に起き、テレワークで出社し、10時半のテレビ会議へ。

報告をするのだが、咳が出まくってまともに話せなくなり、途中で別の人間なバトンタッチ。zoomのマイクをオフにして、ずっとゴホゴホと咳き込み続けているうちにテレビ会議は終わった。

すると、上長から連絡があり、今日はもう休んで医者に行け、とのこと。

このご時世なのと、肺の重苦しさから、「コレは……」という予感がしていた。なので、医者に行く前に、保健所の新型コロナ対策の電話番号に電話し自分の症状を伝えるや、近所で新型コロナの検査をやっている医者を何軒か教えてもらう。

なんでも、医者によっては状況次第で受け入れしてもらえないこともある、とのことで、前もって電話するように言われる。

そういう事なので、医者に電話を入れ新型コロナの疑いがあることを伝えると、15時診断の予約を入れてもらえることに。

話で聞いていたより全然あっさり診断の予約を入れられたことに拍子抜けしつつ、それから数時間は寝て過ごし、約束の15時前に医者に向かう。

予め電話口で通常の受付ではなく、関係者入り口から入るよう言われていたので、関係者入り口から入ると、新型コロナ疑惑の人間用の部屋になっているようで、パーティションで区切られたソーシャルディスタンス対応待ち合わせ室に通される。

そこで症状を用紙に記入し、体温を測る。体温を測ることは聞いていたので解熱剤は飲んでいない。

37度9分。最高体温よりはやや下がっているが、まあ熱がある。

そうこうしていると別室へ通され、胸部レントゲンを撮ることに。このレントゲンで肺炎かどうかをまず見るとのこと。

レントゲン室に通されたあと、しばらく待たされたが、その待つ時間が辛い。幸いレントゲン室にはベッドが置いてあったので、その上に寝転んでレントゲン開始を待つ。

程なくしてレントゲン撮影は終わり、待合室へ戻る。レントゲンでの結果もすぐ出て、肺炎ではなさそうとのことで一安心。

その後、ようやく医師がやってきて診断を始める。基本的にさっき書類に書いた内容をなぞる感じだ。

医師に「PCR受けますか?」と聞かれたので、検査してはっきりさせた方が良いと思うので受けたいですね、と答えると、「そうですねー」と、あっさりと唾液PCR検査を受けられることに。

やたら聞いてた、なかなかPCR検査をやってくれないとかって話はなんだったんだ?と思うくらいスムーズに検査することになった。

検査結果はおそらく土曜になるだろう、とのこと。まあ保健所からも二日くらいかかると聞いていたので、そんなものかと納得。

とりあえずビーカーに唾液を必要分吐き出して、処方箋を出してもらったあと清算して帰宅。

上長にとりあえず肺炎で無かったこととPCR検査結果は土曜になると思う、ということを伝えたら体力が底をついていたので寝る。コンコンと寝る。


9月4日(金)

体調は変わらず悪い。寝たいけど咳であまり寝れず、眠気と体調の悪さに思わず「ゔぁー……」と唸り声を上げて過ごす。

と、昼過ぎに知らん番号から電話がかかってきた。

(まさか職場からか?)と思ったが、とりあえず出ると昨日行った医者からだった。

どうやらPCR検査の結果が早めに出たという。

この時点では、まさかなー、程度の感覚しかなかったが、そのまさかが現実になるとは。

「PCR検査の結果が出ました。陽性です。」

マジかよ……考えてみたら肺のしんどさとか咳とか熱とか思い当たる節しかないけど……マジかよ!

その後、医者からは後ほど保健所から連絡が来ること、その際にホテル療養か入院か選択できるが基本的にはホテル療養になるということなどを説明される。

私はといえば、世間で流行ってる流行ってるといわれていたがまさか自分がかかると思っていなかった新型コロナ陽性の診断に驚きはしたものの、殊の外冷静に自体を受け止めていて、職場に連絡しないとなぁ、とか何日くらい入ることになるのかなぁ?などと考えていた。

電話終了後、職場に新型コロナ陽性の連絡をし、保健所からの連絡を待つ。

この時点で15時や16時くらいだったが、保健所というイメージからそんな遅い時間までやっていないだろうと思っていたので、夜になる前くらいには連絡が来るのだろうなぁ、と思いながら眠りにつく。

すると、18時くらいに電話がかかってきたが、寝ぼけており間違えて着信を拒否してしまう。

あ、これ保健所だよな?と思いかけ直すも繋がらず、これどうすればいいかなぁ?と思い、新型コロナ相談受付センターに連絡するも、とりあえず待っててくれと言われる。

仕方ないので時間潰しにSlackで職場の様子を見ると、私の新型コロナの情報が全社共有されたらしく、「早く帰宅しろ!」とある種軽いパニックになっていたので、申し訳ないが軽く笑ってしまった。

保健所からの連絡がないまま時刻は夕方を過ぎ夜に。20時か21時くらいになり、電話がかかってくる。

出てみると保健所で、こんな時間にやってることに驚いてしまった。なんか新型コロナ関連だと全然働いてないみたいな話をそこかしこで聞いていたが、そんなことはなく保健所は24時間フルで働いているのだと思わされる。

電話口で保健所の医師からホテル療養か病院に入院かどっちがいいか聞かれる。自分で選べるんだ、と思いながら、どっちが今後の人生で経験できそうにないかを考え、ホテル療養を選択。体調がさらに悪化したら入院に切り替えることもできるとのことなので、とりあえず一安心。

あと、9月29日や30日に一緒にいた人とかの話をする。一緒に車移動してたり食事してたりしたので、その人たちは完璧に濃厚接触者とのことで、その人たちには事情を伝えて保健所に連絡先を伝える。

なんか迷惑かけてる感があるが、あんま気にしないことにした。

明後日日曜の昼に役所の車が迎えにくる、とのこと。

食べ物はホテルでお弁当が出る、飲み物もホテルにある、部屋の清掃などはなし、洗濯はランドリーなどは使えず、洗いたければ室内の洗面所で手洗いになる、デリバリーの注文などは不可、弁当をとりに行く時間帯以外は部屋から出るの禁止、人との面会不可、朝と夕方に体温と血中酸素量の測定とそれをアプリに登録する、などなど。

とりあえず翌日に備えて寝る。相変わらず食欲はなく、咳でなかなか寝付けない。


9月5日(土)

起きて、相変わらず食欲もないがとりあえず処方された薬を飲むために朝食を摂り、その後また眠る。

起きて明日のホテル行きへの準備をしつつ、ダラダラする。

昼過ぎに保健所から連絡があり、明日の14時に役所の車が迎えにくると、再度連絡。

あと昨日連絡した濃厚接触者の人に連絡が取れたとかどうとかいう話もされる。

夜咳が出て寝れない分、昼間に睡魔が来ることが多く、昼夜逆転気味になっている。

明日からホテル療養だ……。


そんなわけで9月前半の心霊スポットより怖いお話をお届けしました。

今回はホテル療養に入るまでのお話でしたが、次回はついにホテル療養に!

果たして猫温泉は生きて帰ってこれるのか!?

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