
どうも、猫温泉です。
ついにラストの無職の旅、兵庫県編……今回は神戸の観光スポットをご紹介します。
神戸といえば港町のイメージが強いですよね?
それはもちろん間違いではないし、神戸は港町として栄えてきた歴史があります。
ですが、その海沿いからいくらもかからない位置に山があり、非常に海と山の距離が近いところが神戸の一つの特徴となります。
その山と海の近さから、山側の展望台から港側の灯りを間近に見ることができ、神戸の「100万ドルの夜景」が生み出されているわけです。
と、いうわけで今回はそんな「山の町・神戸」の魅力を伝えていこうと思います。
◆布引ハーブ園へ◆

布引ハーブ園とは、神戸中央区にある植物園で、山陽新幹線や市営地下鉄の山手線、北神急行電鉄の北神線新神戸駅から、神戸布引ロープウェイを使って行くことができる、季節の植物とハーブをテーマとした植物園です。

結構な山道をロープウェイでするっと登ります。
自分の足で登るハイキングコース的な場所もあったのですが、同行者の友人がとにかく上り坂を歩くのは嫌だといい、時間も惜しいのでロープウェイを使いました。

途中ダムや、ハーブ園の名前の由来になっている「布引滝(ぬのびきのたき)」も見えます。
中間駅に当たる風の丘中間駅を超え、ハーブ園山頂駅でロープウェイを降りると布引ハーブ園へ到着。
ここは大量のハーブが栽培されており、 ハーブ園山頂駅 の位置から風の丘中間 駅まで、緩やかに坂を下って神戸の街並みを眼下に眺めながら、同時にハーブや植物を花屋や香りを楽しむことができる施設です。

神戸布引ハーブ園へ到着したので何をするかというと、とりあえず……。

はい、食事ですね。
人間の三大欲求の一つには逆らえませんので……。
そして、緩やかに坂を下っていきます。

眼下には神戸の町並みが広がります。
布引ハーブ園の営業時間は一番遅くまで営業している夏季には20:30(展望エリアのみ)ということですので、その時期には夜景を見ることができる絶好のデートスポットなのではないでしょうか。
そんなところにおっさん二名が挑んでいるわけですね。

そんなこんなで、下り疲れたので何をするかというと……。

ソフトクリームを食べることですね。
さっきから食べてばっかりの気がしますが、そんなこんなで布引ハーブ園をそこはかとなく堪能して、我々はこの場をあとにしたのでした……。
神戸布引ハーブ園/ロープウェイ | Kobe Nunobiki Herb Gardens & Ropeway
◆神戸ビーフ◆
神戸布引ハーブ園を降りた我々は、「神戸に来たらコレを外せない!」というあるものを求めて街をさまよいました。
それは「神戸と言ったらコレ!」と万民がいうであろう逸品。
神戸ビーフのステーキ!

はっきりいいましょう。
お高かった!!
人生で、自分で金を出して食べた肉の最高値をここで更新してしまいました。
しかし、その価値は十二分にあったと思っています。
レアのステーキは、噛むと肉汁がじゅわっと染み出し非常に柔らかな肉質で口内でとろける、という表現がまさに適切。
かといって、噛みごたえがないのではなく、適度な噛みごたえが、「ああ、自分は今いい肉を食ってるんだ」という満足感を与えてくれます。
惜しむらくは肉に夢中で、この店の名前も場所も、その他諸々のことも忘れてしまった点。
確か神戸三宮駅から北西かそこらの方へ移動していった記憶はあるんだけどなぁ……。
◆北野◆
神戸ビーフのステーッキを堪能したあとは、普通みんなが想像するであろう異国情緒が混じったオシャレな神戸らしさを求めて異人館通りのある地区・北野に移動しました。
北野にはいくつも名所があり、そのすべてを紹介していては、もはやこのブログは北野紹介ブログと化してしまうので、ちょっと目についたところをいくつかピックアップ。

まず紹介したいのは日本最古のモスク(イスラム寺院)である「神戸ムスリムモスク」。
この涼やかで清らかな佇まいを見せるモスクは、1935年に建築され太平洋戦争の神戸大空襲や、1995年の阪神淡路大震災も倒壊せず乗り越えるなど、80年超の長きに渡り連綿とこの地に住まうムスリムの人々の信仰を受け止め、祈りの場としてこの場にあり続けています。
現役の信仰の場であるため、あまり物珍しげに周りをウロウロするのはおすすめできませんが、見物は自由ということですので、興味がある場合には公式HPにある「 見学について 」をお読みいただき、信仰しておられるムスリムの方々に不快感を与えたり、邪魔にならぬようご注意ください。(「アクセス」のページに記載があります)
神戸ムスリムモスク

次に紹介するのは旧北野小学校の校舎を活用した体験型観光スポット「北野工房のまち」。


「北野工房のまち」では神戸在住の様々な神戸ブランドの著名店が入店しており、各店舗で様々な商品を自作できるなど、「神戸ブランドに出会う体験型工房」を標榜した観光施設です。
そうした観光施設としての価値もさることながら、この場所は1995年に起きた阪神淡路大震災の影響もあって児童数が減少、卒業生や周囲の住民からも惜しまれながらも廃校となった、旧北野小学校の面影を極力残す試みがなされており、昔の小学校の面影に思いを馳せるのにもいいのではないでしょうか。
北野工房のまち

最後に、あえて紹介していなかった異人館のうち、「萌黄の館」という異名を持つ「旧シャープ住宅」について紹介させていただきます。
しかし、紹介するのはこの建物そのものではありません。

この「萌黄の館」の庭園の片隅には、一本の煙突が地面に突き刺さった状態で安置されています。
この煙突は1995年の阪神淡路大震災にて「萌黄の館」より崩落した三本の煙突のうちの一本で、建物や落ちた他の煙突は復旧されましたが、この煙突だけは阪神淡路大震災を忘れないためにそのままの姿で展示されています。
このように、阪神淡路大震災によって大きな影響を受けた箇所が今も神戸には残っており、それは決して忘れられることなく残り続け、未来へ向けてメッセージを送り続けるのだと思います……。

そんなこんなで最後に真面目になってしまいましたが、私の帰省から数えて3泊の旅は終わりました。
最後に新幹線を待つ新神戸駅で自家製ジンジャエールを飲んで、無職の旅–兵庫県編–は終了となりました!
……いや、結局飲み食いしてばっかやないか!!
そんなこんなで、次回の更新もお楽しみに!
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