心霊スポット紀行-戸山公園箱根山-

心霊スポット

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はい、こんにちは、猫温泉です。

このシリーズは、私が過去に訪れた心霊スポットを写真付きで紹介するものです。

そのため、現在の最新の状況とは異なる場合があります。なお、二度三度と訪れてる場合は、その度にアップデート記事が追加されますが、心霊スポットに行きだしたのは割と最近なのでアップデート頻度は多分低いです(´・ω・`)。

さて、その心霊スポット紀行、第6回目はこちら!


戸山公園箱根山(20182019)

戸山公園の箱根山は都内最恐ともいわれている心霊スポットです。

ここに私は過去2018年と2019年の二度とほど夜に訪れています。
また最近気づいたのですが、昔の職場が高田馬場近辺だったので、それと気づかず大久保地区はよく通っていた気がします。

戸山公園ならびに箱根山の歴史は古く、尾張徳川家の外山の下屋敷があった場所です。
外山が転じて戸山、となった訳ですね。
また、箱根山もこの下屋敷にあった築山「円玉峰」が元といわれています。

ちなみにこの尾張徳川家外山の下屋敷については、江戸時代に書かれたとある書物に興味深い記述があります。

その書物こそ現代の実話怪談の金字塔である「新耳袋」の名の由来となった「耳嚢」であり、「耳嚢」の巻之九には「外山屋舗怪談の事」として、以下のような話が綴られております。

◆外山屋舗怪談の事◆

外山の屋敷は広大で東海道二十三次を模した庭園がある事で有名だった。
ある時この屋敷に徳川将軍が来訪することになり、危険がないかあらかじめ検分する役人が幕府よりやってきた。

すると庭の奥には鍵をかけた社があり、いかにも怪しい。
役人はこれの中を検めたいと尾張家の人間に詰め寄るも、なかなか首を縦に振らない。
曰く、この社には邪神を封じており、開けることは儘ならぬのだ、という。
役人はこれを聞きいた事でむしろ俄然興味が湧き、先程よりも強く鍵を渡すようにいうと、尾張家の人間も渋々鍵を差し出した。

興味津々で役人は錠前を開けて中を覗くが、中を一目見るや、すぐに扉を閉じてしまう。
曰く、中にはなるほど黒い魔物がおり、爛々と光る目でこちらを睨みつけていた、という。

しかしこの話、「耳嚢」の著者である根岸鎮衛によると怪談ではないらしい。
社の中にあったのは尾張家先代がしまっていた「外聞の悪いもの」であり、役人はそれを心得て口裏を合わせたのだ、という。

しかし、この外山の地には縄文の古くから人が住み続けた痕跡があり、本当に邪神が封じられていたのかもしれない。
また、根岸が推測する先代がしまったという「外聞が悪いもの」、それ自体があるいは何がしかの怪異を宿したものなのかもしれない。

いずれにせよ、すでに外山に社はなく、真実を確かめることはできない。

◆戸山公園・箱根山怖い噂◆

戸山公園ならびに箱根山には、「人魂を見た」だの「女性の霊がいた」だの「呻き声を聞いた」だのと、怪異に遭遇したという話が後を絶たない。
だが、そんな(はっきり言ってしまうと)瑣末な怪異譚よりも、もっと恐ろしい背景をこの公園は持っている。

もともと尾張家外山下屋敷があったこの地は明治維新ののちに陸軍戸山学校用地となった。
その頃にはここらも戸山ヶ原と呼ばれ、築山も箱根山と呼ばれ出して久しかったという。
戦後には米軍に接収され、日本政府に返還後には住居不足対策としてアパートが建てられたが、実に長い間一般市民には無縁の地だった。

そんな中、1989年7月22日、国立感染症研究所建設のために工事が進められていた戸山一帯でおびただしい数の人骨が発見された。
個体数は前頭骨だけで六二体全体ではおそらく百体以上の人骨が発掘され、どうやらそれはかつてここにあった陸軍軍医学校と関係があるというのだ。
人骨の一部は前頭葉部分が切り取られたり、ドリルで穴が開けてあったり四肢が意味不明な位置で切られていたりとまともでない状態のものも多く、かの悪名高き731部隊と関わりがあったのでは?とも噂された。
しかし政府はそれらの噂を立証することは不可能であるとして発掘調査の必要性を否定し、出土した人骨を火葬にする決定を下した。
これに対し住民は、住宅地に危険な病原菌を取り扱う感染症研究所の建設を反対する地域グループと同調して裁判を起こすも敗訴する。

こうして政府の性急な対応などもあり、戸山公園ならびに箱根山には大量の、それもいびつに手を加えられた人骨が出土したというミステリーが残り、この地を一大心霊スポットならしめているのである。

◆戸山公園ならびに箱根山ギャラリー◆

都立戸山公園。

戸山公園・大久保地区。

謎のプレイパーク。

謎の水系オブジェ。

大久保地区からは程近くに新宿の高層ビルが見える。

戸山地区に移動。佇む公衆電話。なんで心スポにはよく見かけるんだろう?

オレンジ色の街灯。

戸山公園・箱根地区が見えてきた。

箱根山はこちら。

このトイレが、とある怪談家さんが取り憑かれたように写真を撮るようにいい、その結果心霊写真がとられたという曰く付きの公衆トイレ。

トイレを別角度から。

このあたりの角度から心霊写真が撮れたという。

箱根山へ。

陸軍戸山学校の野外演奏場跡。

階段の上は箱根山。

戸山ハイツ。

ついに登山道にたどり着く。

登頂開始!

険し……くも大してない階段を上る。

登頂完了!

箱根山頂上からそばにある戸山教会を眺む。元は陸軍戸山学校時代、将校集会所を再利用したものといわれる。

頂上の光景……暗い。

人が来たので箱根山から降り、下から見上げる。

戸山教会。雰囲気が出てて、なんか吸血鬼とかいそう。

箱根山を見上げる。

再び箱根山に登り、三角点を撮影。

北はこっち。

箱根山を下り、例のトイレを定点撮影する。

例のトイレ。

戸山ハイツ。

◆戸山公園ならびに箱根山動画◆

初回動画=通称おかま動画

https://youtu.be/RAJYxtbauV8

リベンジ動画=通称フレディ動画

ぶらり箱根山散歩リベンジ_1902001


そんなわけで、今回は第6回の心霊スポット紀行は戸山公園ならびに箱根山をお送りしました。

過去から連綿とつづられるこの地の異様さと、実際にモノが出てきてしまった過去の業。
それらが合わせ技となり、この戸山公園ならびに箱根山は都内最恐ともいわれる心霊スポットとして存在しているのです。

それではまた次回の更新まで(・ω・)/

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