はい、こんにちは、猫温泉です。
このシリーズは、私が過去に訪れた心霊スポットを写真付きで紹介するものです。
そのため、現在の最新の状況とは異なる場合があります。なお、二度三度と訪れてる場合は、その度にアップデート記事が追加されますが、心霊スポットに行きだしたのは割と最近なのでアップデート頻度は多分低いです(´・ω・`)。
さて、その心霊スポット紀行、第12回目はこちら!
◆観月山公園(2018年)◆
観月山公園は四国は愛媛、松山市にある心霊スポットです。
名前の通り観月山という小高い山というか丘の上にある公園ですが、表側は石雲寺というお寺から、裏からは造船所跡の脇の山道から、というとてもアクセスが良くない場所にあります。
さらに荒れた小道をそれなりに登っていかねばならないため、普段から親御さんがお子さんを遊ばせるようなスポットではないでしょう。
公園内には一応遊具等もありましたが、ブランコは鎖を外されていたり等、あまり人が来ることを想定されていないように見受けられました。
この公園にはかつて鳥居があったといわれていますが、今はかけらも残っていません。
また、裏側からこの公園に向かう山道の入り口側には廃れた雰囲気の稲荷社が、途中には廃寺があり、このいわば打ち捨てられた公園のある山全体の廃墟感を強めています。
◆観月山公園の怖い噂◆
観月山公園には以下の噂があります。
・中腹にある廃寺に霊が出る
・頂上の公園にも霊が出る
・かつて山頂の公園で自殺があったらしい
・かつて鳥居があったが、遊びに来た若者たちがいたずらで壊してしまい、女の声で「ねえ」と語りかけられた
全国規模でメジャーと言うよりはローカルで知られているスポットのため、これこれこういう奴が出て、こういうことが起きる!みたいな定型文は存在しないようです。
とりあえずいえるのは、中腹の廃寺と頂上の公園にはとりあえず行ってみよう、ということです。
ただ、すでに書いているようにこの公園、小山の上にあるので周囲は自然に囲まれ街灯等もなく、夜になると雰囲気がヤバイです。
◆観月山へ+観月山稲荷◆

こそだて地蔵という名前の地蔵。地元では「首なし馬の地蔵尊」と呼ばれているとかなんとか。首ありまぁす!


こそだて地蔵の傍から、港山城跡に行けるらしいですが、時間的都合で行かなかったのが悔やまれます。

観月山稲荷の鳥居群。山の斜面に唐突に現れる古びた鳥居はゾクゾクするものがありますね。

鳥居をよりアップで。

観月山公園には、この傍の山道から向かいます。


観月山稲荷の拝殿。


側には小さい石塔も。由来は不明です。

観月山公園に向かいます。
◆観月山の廃寺◆

山の小道を進むと荒れ果てた建物っぽいものがみえてきます。

朽ち果てた寺の中に立つ石仏。草木が割とフリーダムに伸びており、人の手が入っていないことをうかがわせます。

風生堂と読むのか、お堂がある。中はガラスが完全に曇って見えませんでした。

風生堂のあたりから振り返り境内を撮る。師走の時期というのに敷地内には雑草が繁茂していた。

本堂からの回廊。こういう作りが残っているということは往時はそれなりにしっかりした施設だったのか。

コの字型になっている回廊の端から振り返り本堂を撮影。

どうやら先ほど登ってきたのは傍の門で、位置どりや作り的にこちらが正しい山門の模様です。

小屋。掘っ建て小屋というよりはちゃんと建てられている。中は倉庫のようになっていました。

本堂向かいにある建物。

建物の中。畳も真新しさはないが綺麗で、思ったより荒れてはいない。

床の間を正面に撮影。

残留物も多く、微妙に人の気配を感じる。ここが使われていた頃にはここで寝起きしていたものがいたのかもしれない。

床の間。左右の掛け軸に謎の味がある。ここを使っていた団体の教義的なものが書いてあるのだろうか?

階段を降りる。

降りた先から階段を見上げる。

先ほどとは別の部屋。しっかりした作りの和室。

建物の外には石でできた大黒様のような何かが。こういう石像は境内内の端の方にごまんとありました。

山門の先には寺の関係者のものか、2〜3基ほどの墓があった。


山門とその脇の石像たち。山門には看板がかかり、「日本少林拳月龍錬成道場」と記されていた。

荒れ果てた境内。
◆観月山公園◆

公園に到着。すでに暗くなりかけています。

ブレブレのお堂。地域の安全を祈った石鎚神社大前祈祷の御札が配置されていました。しかし、とにもかくにももう暗いです。

鎖が外され、撤去されていて遊べないブランコ。

入口側から公園全体を写す。

乗って遊ぶタイプの遊具だが、ここしばらくは遊んだ人間はいないと思われる。

シーソーとその後ろに見える藤棚。

公園の奥。周辺の樹木は手入れもされず放置されている感があります。

東屋。これは割としっかりした作りでした。右奥には物置小屋も見えますが、使っている人がいるのか?

藤棚の下は倒壊の危険でも危惧されたか、立ち入り禁止になっていた。

公園の奥とオーブ。まあ、たまによくあるので気にしない。

暗くなりつつある公園を、奥から入口に向けて写す。

行きとは異なる道で降りた帰路、山道が傍に逸れ、そちらに進むとあった地蔵堂。

降り切った先の寺、石雲寺。おそらく本来はこちらから登るのが正道かと……。

観月山に登る月。
◆観月山公園動画◆
Youtubeのガマグチヨタカの会には観月山公園の動画他、様々なスポット凸動画もアップされているので、ぜひご覧ください。
第12回の心霊スポット紀行は愛媛県、松山市にある心霊スポット、観月山公園をお届けしました。
まあ、マイナーな心霊スポットですが、マイナーゆえに人知れずひっそりとナニモノかが息づいている雰囲気すらある優良物件でした。
誰か四国の人や、四国に行く人は是非夜の観月山の廃寺を訪れてみてください。
それではまた次回の更新まで(・ω・)/
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