はい、こんにちは、猫温泉です。
このシリーズは、私が過去に訪れた心霊スポットを写真付きで紹介するものです。
そのため、現在の最新の状況とは異なる場合があります。なお、二度三度と訪れてる場合は、その度にアップデート記事が追加されますが、心霊スポットに行きだしたのは割と最近なのでアップデート頻度は多分低いです(´・ω・`)。
さて、その心霊スポット紀行、第10回目はこちら!
◆千歳楼(2019年)◆
千歳楼は愛知県春日井市にあり、とても景観の良い廃墟・廃旅館として有名な場所です。
千歳楼は玉野川渓谷に面した風光明媚な場所にあり定光寺駅のすぐ側と交通の便もよく、昭和の初め頃には「名古屋の奥座敷」と呼ばれ、多くの観光客で賑わっていたといいます。
しかし自家用車の普及により中央本線の客数が減少、名古屋からの客が自家用車でそのまま信州や飛騨に向かうようになると徐々に客が遠のき、2003年に倒産しました。
その後、管財人との連絡が取れなくなり取り壊しを進めることが難しくなった中、繰り返し不審火が起こり、廃墟と化しました。
廃墟と化した後は心霊スポットと呼ばれるようになり不法侵入が増加し、現地では監視カメラやフェンスの設置などを行い、監視を強めています。
◆千歳楼の怖い噂◆
千歳楼には以下の噂があります。
・千歳楼に行くと幽霊に取り憑かれる
・肝試しに行った時、突然電話が鳴り出したり、メールを打とうとすると文字化けするなど、携帯電話に異常が起きた
また、これらの噂話に加え2012年には男女の区別もつかないほど腐敗した死体が「座った状態」で見つかるなど、本当の事件も発生しています。
その後も2017年には肝試しのつもりで千歳楼に入り込んだことで、近隣の通報によって不法侵入で高校生が書類送検されるなど、千歳楼はその佇まいにある意味似つかわしい、非常に「厄介な」廃墟となっているのです。
◆千歳楼ギャラリー◆

これが威容を誇る廃旅館「千歳楼」。川にかかった橋を渡り、近影の撮影に赴く。

橋の上から斜めに写す。朽ち果てた定光寺のネオンと直ぐ側を通る中央本線が見える。

真横からの写真。手前の建物は違うが、少し先にあるコンクリート製の建物も「千歳楼」の施設の一部だったという。

未だに道沿いに残る「千歳樓」の看板が時代を感じさせる。

裏側の道路沿いから見る「千歳楼」。

「防犯カメラ稼働中」の張り紙どおりに防犯カメラが写っている。

厳重に囲われ、防犯カメラと塀の存在が不審者の侵入を許さない。

塀の隙間から中を覗こうとするが、焦点が合わず何も見つけられなかった。

ガラスは割られているものの、内側からガッチリと板が打ち付けられ、中の様子を窺うことはできない。

ガッチリと張り巡らされたフェンスに貼られた施設内への立ち入りを禁じる張り紙。いかに多くの侵入者が付近の住民を悩ませているのかを感じられる。

「千歳楼」の下は付近の方のものか、車の駐車場になっていたが、その中にも全く手入れされていない古びたものもあり、不穏な雰囲気を作っている。

「千歳楼」前の道を通り過ぎ、振り返る。この日は風が結構あり、割れた窓ガラスからいまだに残っている白いカーテンがヒラヒラと揺れ、まるで誘っているかのようだった。

引き返して、対岸側に下る。

草木が繁茂し、普段人が来ていないであろう石段を下った。


降りるとなぜかわからないが木箱が落ちており、真新しい何かを包んでいたと思われる布が……。

振り向くと現れる白亜の廃墟。

右翼側の棟。

左翼側の棟。

石段側に振り向くと、別の廃屋も見える。

廃屋を道路側から撮影。

廃屋の入り口。そこそこ交通量のある道路に面しており、侵入等はできそうになく、あまりバシバシ写真を撮っていても不審なので、ろくな写真が撮れ無かった。

中は外観に比べてそこまで荒れてはいないが、中には入れなかった。
◆千歳楼動画◆
第10回の心霊スポット紀行は愛知県は春日井市の廃旅館・千歳楼をお届けしました。
かつては栄華を誇った優雅な「名古屋の奥座敷」も廃業と幾たびかの火災、そして侵入者による破壊を経て、近隣の人々から厄介がられる心霊スポットと化してしまっています。
いつまでこの廃墟がこの地にあり続けるかはわかりませんが、見に行く時には近隣の人々の迷惑にならぬよう配慮し、また通報されないように、夜には近づかないようにした方がいいかもしれませんね。
それではまた次回の更新まで(・ω・)/
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