8月に行った場所をご紹介。
8月7日
職場からの帰り、前々から興味自体はあったが行ったことはなかった白金トンネルに行った

白金トンネル
本来心霊スポットと呼ばれているのは車道である白金トンネルだが、歩行者の通行ができないのでその側道を通って行った。
まあ都会のエアポケットみたいな心霊スポットなので、特になにがあるというわけもない。
帰り道職場からやたら連絡がきてて苛立った記憶しかない。
8月8日
怪談仲間たちとパーティを組んで、千葉県の心霊スポットを何箇所か回った。

チャー弁
まずは腹が減っては戦はできぬとばかり、木更津名物らしいのでチャーシュー弁当通常チャー弁を食べる。

中の島大橋
チャー弁を食べたのは、木更津の心霊スポットとして知られる中の島大橋。
ここは同時にカップルの聖地としても知られているので、真っ昼間に来る分には全く恐い雰囲気などなく、おっさん数名でチャー弁を食っているのはなかなか変な集団だっただろう。
とりあえずここを皮切りにこの日のツアーは開始された。

三島湖北岸
まず向かったのは三島湖。
ここは水難事故が起きた過去があり、その犠牲となった男性の霊が出るのだというが、今回向かったのは特にそういう話もなく、単に雰囲気がある手彫りのトンネル……通称三島ダムのL字素掘りトンネル、である。

三島ダムのL字素掘りトンネル一本目
三島ダムのL字素掘りトンネルは二本あり、両方とも三島湖の北岸をカーブする形で通っている。

三島ダムのL字素掘りトンネル二本目
特に特徴的なのは二本目のトンネルの方だろう。
こちらも素掘りでカーブしたトンネルという点は同じだが、二本目はなんとトンネルの途中に横に逸れる道があり、そこを抜けると八雲神社という神社がある。

八雲神社
こんな場所に誰がなにを思って神社を建立したのかわからないが、トンネルの横道からしか訪れることができない神社というのはなかなかに謎めいており、オカルト脳をビンビンに刺激してくれるのは確かだ。

奥米隧道
ついで向かったのがやはり三島湖の、今度は南岸にあたる位置にある隧道、奥米隧道である。
ここはいろんなメディアなどにも心霊スポットとして取り上げられている。

奥米隧道の横穴
個人的にはある超有名突撃系作品で見たこの横穴に入れたのが、ミーハー的に嬉しかった。

濃溝の滝
さて、おっさんたちといく千葉心スポツアーなのだが、何故かここでインスタ映えするようなスポットに足を向ける。
濃溝の滝と呼ばれるここは、明け方陽の光が差し込むと滝壺にハート型の光が映るそうな。
周りはカップルだらけの中、佇む5名のおっさんはなかなかの地獄絵図であった。

おせんころがし
この日のツアー最後の地は、千葉でも三本の指には入る有名スポット、おせんころがしである。
かつておせんという女性が自ら身を投げ、その後陰惨な事件が再び起きたという因縁深い地で、人によってはここを最恐のスポットに挙げる人もいる。
初めて行くので景観もちゃんと見たかったので陽のあるうちに着いたためか、それほど恐ろしげな雰囲気はなかったが、一歩踏み外したら転落死を免れ得ないというシチュエーションは、それなりに緊張感を伴うものだった。
8月21日
暑い最中、なんとなく思い立って1人で都内の心霊スポットと言われる公園に向かった。

善福寺公園東側の公衆トイレ
かつて自殺があり、以後この近辺で黒い人影が見られると言われている善福寺公園東側のトイレ。
この日はトイレの前のベンチに、なんのつもりかわからないがおっさんが頑張っており、また、来たときにはオペラみたいなのを歌い上げながら散歩しているおばさんがいたりと、なんだかよくわからない雰囲気しかなかった。
また、他に首なし坊主が通ると言われている住宅地真っ只中の道を通ったのだが、写真を撮り損ねていたようで写真はない。
とりあえずすれ違った男性がいつまでもその辺をキョロキョロしてたのが不審でかなり怪しかったが、きっとそれはお互い様であろう、ということにしておく。
この日は井の頭公園にもよってから1時間半くらい歩いて家に帰ったが、井の頭公園はどの季節、どの時間帯でも人が多くて心霊的な雰囲気は皆無であった。
むしろ数十年前、よくこんなとこでバラバラ殺人が起きたな、と思ったが、さすがに当時は街灯も今より暗く、人通りも少なかったんだろう。
とはいえ、心霊スポットとしてはほぼ死んだ場所だなぁ、としか思えなかった、、
8月29日
この日は朝から晩までオカルト怪談心霊尽くめの俺得な1日となった。
その道連れはいつもの怪談好きの連中だったわけだが、とりあえず昼に映画「事故物件 恐い間取り」を見て、夜に吉本の怪談イベントを見て、夜中に心スポを回るというもの。
しかし、映画とイベントの合間に時間があったので、中は入れないこと承知の上で、有名廃墟を見に行ってきた。

検見川送信所
この場所は検見川送信所といって、一応心霊スポットとしては軍人の霊が出るとか言われている場所ではあるが、それよりも日本初の短波標準電波を送信したという歴史的価値のある産業遺産である。
心霊も好きだが歴史にも大いに関心を寄せる身としては、ここは一度見てみたかった場所なので満足。
そして本番の夜に。

達磨神社再び
2019年の6月あたりに初訪問したことがあるので、一年ちょいぶりの再訪ということになる達磨神社こと、白幡宮。

大量のお供え物が
以前来た時は省みるものもなさそうな雰囲気で、本殿の祠にB.B弾やらタバコの吸い殻やらが捨ててあり、これは良くないなぁという雰囲気しかなかった。
しかし、今年来てみたら、まあ大半は肝試しした人々が置いてったんだろうがワンカップやらペットボトルやらがお供えしてあり、去年より全然活きた神社の雰囲気になっていた。
恐怖や恐れを楽しむ心スポ凸としてはどうかといわれるだろうが、なんかそれに安堵して、よかったなぁ、って気分になった。
ちなみに凸者はひっきりなしに来てて、次の人らが待ってたのであんまりゆっくりできず次へ向かうことに。

辨天橋
こちらはもう数ヶ月前にも来たばかりの場所への再訪。
流石になにも変わってやしない辨天橋である。
ただ以前来た時はなかった簡易トイレがあったりとかしてるけども。
ちなみにここでは、我々がここに向かう数日前に有名な心霊スポッターかつ怪談作家かつ怪談師かつ筋トレの人かつ魚釣りの人、であるある方が、この場での心霊写真をもらったとしてSNSにアップしていた場所である。
今回の行き先を決めた人間に、「あれの影響やろ?」と聞いたら「バレたか」って言っていたが、ばれるわ!という話である。
なので、せっかく来たので検証してみよう、と同行者の1人と同じような角度、同じような構図で同じような写真が撮れるか?というのを検証してみた。



撮影hokhokuさん(@hokkokuririn)
結論から言うと
- あの位置になにもいないのに何かが映り込むのはあり得ない
- あの位置でもこちらを向いていたら顔が写るハズなので後ろ向いているか、顔がそもそも真っ黒かどちらか
- あんなに真っ黒になるのは全身真っ黒でないと起こり得ない
- 頭上に橋に添え付けの街灯があり、かつ背後から車のライトが照らしていたあの状況で足元に影がないと言うのはおかしい
などの点から、割と人間じゃないなんかよくわからんものが映ったんではないか?というかんじである。
そんなわけで8月に赴いた心霊スポットを紹介しました。
暑くて外に出る気が起きにくい真夏にしては、わりと活動的に動いた方ではないでしょうか?
とりあえず一つ言えるのが千葉が熱い!と言うことですね。
この秋もしばらく千葉とかには熱視線を送ることになるかと思います、はい。
今回こそ何か写ったりしてたら良いですねえ(´・ω・`)
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