(俺に)忘れ去られた地・山陰

お出かけ

10月終わり11月頭にかけて行ったのに、10月に行った場所の記事にも11月に行った場所の記事にも書かれず、忘れられた地と化した山陰について書きます。

なお、特別に独立した記事にしたい!というわけでも、特別除外したい!というわけでもなく、単に書き忘れていただけという一番アレな話ですが、これでも思い出深いので山陰は好きなんですよ?(´・ω・`)


10月30日(金)

10月の終わり、それまでに北海道、富山金沢の北陸+大阪京都といっており、さらに翌週には九十九里、その次の週には弘前に行くのに、山陰は島根に行くことを決めた。

と、いうのも島根県は松江市美保関町で10月31日に怪談家のぁみさんがライブをやり、さらにその前日である10月30日には松江市内でオフ会もやるという話だったからだ。

そして何より、実は数年間住んでいた山陰や松江に、友人の結婚式以来ほぼ10年ぶりくらいに訪れたくなったからだ。

残念ながら住んでいた頃には世間にはスマホもグーグルマップも存在せず、何より自分自身心霊スポットや怪談にそこまで興味を持っていなかった(オカルトやUMA、宇宙人は好きだったけれども)。

そんなわけでクソ怪談脳に成り果てた今の目で山陰を見つめたいと思ったのが旅の契機である。

羽田空港から一路出雲縁結び空港へ。

縁結び空港で原付をレンタルし、早速向かった場所は……

島根県最恐の心霊廃墟、かもめ荘

一説では薬物取引の場所であるとか、某国の工作員の集合する場所であるとか、現実的にヤバイ話もあるのですが、霊的な話にも事欠かない場所です。

ここでは地下と開かずの間と呼ばれる場所がヤバイといわれていますが、真っ昼間に霊感のない人間が訪れるとただただ景色の良い廃墟という感じでした。

かもめ荘を見て廃墟欲を満たした後は、食欲を満たすべく近くの「日御碕ドライブイン」で日本海丼をいただく。

食後は結構珍しい逸話を持つ史跡、猪目洞窟へ。

ここの何が珍しいかというと、「出雲風土記」にこの地を夢で見ると死ぬ、と堂々と書かれている点!

出雲には黄泉の国への入り口と呼ばれる場所がいくつもありますが、ここもその一つなのです。

海とか神社とか見ながらうろうろした後、ざっと35キロくらい原付で走ったあとでようやくホテルに入る。

その後、オフ会へ移動し楽しい時間を過ごしました。

その後、ぁみさんやイベント主催者の方にトゥクトゥクでホテルへ送ってもらい(どういうこっちゃww)、ホテルへ。

ホテルで原付に乗り換え……一人夜中に山中の心霊スポットに向かいます。

向かったのは枕木山にある廃ホテル、シャモニー。

ここもかもめ荘と並び島根県東部で有名な心霊廃墟です。

ちなみに二階がヤバイという話でしたが、残念ながら二階へ至る階段は鉄製のため長年の風雨で完全に錆びて朽ちており、とても登れるような状態ではなく、二階の撮影は断念せざるを得ませんでした……。

まあ、何よりここで一番怖かったのは、夕方にガソリンを原付に入れるのを忘れたせいでガス欠の危機が迫っている中、電波も微妙な枕木山に登って行ってる最中だったですがね!(´・ω・`)


10月31日(土)

やってきました、山陰怪談夜会当日!

怪談好き仲間と合流し、レンタカーで一路美保関を目指します。寄り道しながら!

まずは昔から行ってみたかった黄泉比良坂!

存在は実は昔住んでいた時から知っていましたが、特にその時は興味も持たず(というかむしろ冷笑的でした)、約20年越しの訪問。

あの世とこの世を結ぶという場所は、思ったより整備されて綺麗でした。(あとで地元の方に聞くと、昔はもっと鬱蒼としていて雰囲気も悪かったそうな)

その後は黄泉比良坂と関係があるという揖屋神社へ。

ちなみに揖屋神社の境内には揖屋神社とは無関係の謎の大蛇神チイナマイトを祀る場所もありました。謎ぃ。

その後、境港を一旦通り過ぎ、昨日オフ会会場で教えてもらったコスパ最強の店に昼食を食べに!

値段は安くはないですが、このクオリティでお腹が超満腹になって、ということを考えると確かにコスパ最強!

あえて店の名前は出しませんが、最高でした!

ちなみにその後、狂犬トンネルがそばにあるということで見に行きましたが、どうやら場所間違いでただの山の中をうろつく羽目になり断念(´・ω・`)

食後は境港に戻り水木しげるロードを散策。

昔は人だらけで歩くのも大変だったのに、コロナ禍のせいか普通に歩きやすい感じに。

店の人とかには悪いがうろつくにはちょうど良い感じでした。

美保関到着後、事代主系えびす社3千余社の総本社である美保神社と珍しい蟾蜍の神「多爾具久(たにぐく)」を祀っている久具谷社に参ったり、青石畳通りをうろついたりしてイベント開始を待つ。

怪談イベントとその後の夜の青石畳散策は最高でした!

その後は松江に戻り、ぁみさんも毎回行くという牛骨ラーメンをいただき、楽しい1日は終わりました。


11月1日(日)

さて、山陰の旅最終日ですが、この日は夜の飛行機まで一人で原付でうろつきます。

向かう場所はだいたい電波ないのでどうなるやら、って感じですが。

松江堀川地ビール館でホテルの予約のおまけでついてきたソフトクリームを食べ、その後道の駅で醤油と米を買う。米はある人の誕生日プレゼントとなりました。

やはり電波がなかった竜頭が滝。

ここは雄滝と雌滝という二つの滝があり、特に雌滝の方が心霊スポットだといわれています。

まあ、心霊云々は置いておいてもなかなか良い観光地なので、島根に訪れた方は行ってみても良いのでは?

電波はないけども!

その後、立久恵峡という渓谷へ向かいます。

ここは心霊スポットというよりはまあまあ不思議な逸話のある場所で、それは何かというとこんな話が。

立久恵峡には五百羅漢像があり、大量の石仏があるのですが、その中には必ず自分と同じ顔の像があると言います。そして、その像を見つけると3日以内に不幸になるとか…。

いや、ぜんっぜんありがたくねーな!(´・ω・`)

その後、島根ワイナリーという島根県のワインの試飲と販売をやっている観光施設で島根和牛を食い、時間ギリギリで焦りながら空港へ。

空港で原付を所定の位置に返し、お腹は減ってなかったが休憩したかったのでお店に入って出雲善哉を食べ、飛行機で東京へと帰ってきました。


ということで、久々に来た山陰についての記事でした。まあ、山陰という括りならちょい前にも来てたことあったけれども!

いやぁ、もう少し懐かしい場所をまわったりとかするかな?と思ってたけど全然でしたね。

とりあえず昔住んでたアパートは見に行きましたがそれだけ。

行こうかと思ってた大学も天一もとんかつ屋も行きませんでした。

あとよくエロビデオ借りてたビデオ屋やエロ本買ってた古本屋が潰れてて少し悲しかった。

そんな、ノスタルジーなんだかなんだかわからぬ山陰の旅でした。

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