伊豆大島(3日のうち2日)原付旅、その1日目の1

お出かけ

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はい、こんにちは、猫温泉です。

世間では新型コロナウィルスによる自粛自粛のムードの中、2020年3月の三連休に伊豆大島に行ってきました。

今回の旅は一人旅で旅先に道連れの人もいない、ということからレンタルバイクショップにて原付を借りての旅となりました。

と、いうことでその旅の様子をお伝えします!


◆いざ伊豆大島へ◆

うつもともと旅の始まりは2020年の三連休の真ん中に、北海道で怪談イベントがあり、それに行こうと思っていたところ、今回のコロナ騒動でイベントが延期になったことから始まります。

楽しみにしていたイベントということに加え、初北海道ということで何をしようかあれこれ考えて脳内はすっかり旅の気分だったところにコレです。

ホテルも飛行機もキャンセル料はかからなかったものの、このまま終わっては高まった旅マインドを持て余してしまう!

そう思ったわたしはTwitterで東西南北どこに行こうか?的なアンケートを出しながらも、こっそりと島に行こうと準備を始めたのでした。

んで、色々あって行先決定。

伊豆大島に行くことにしました。

さて、出かけます。

オオサンショウウオポーチを旅の道連れに……。

竹芝客船ターミナル近辺に到着。

ここから伊豆大島へ向かうジェット船に乗ります。

ジェット船の搭乗券。

コロナ騒動の影響なのか、名前と住所、電話番号の記入が義務付けられていました。

また、搭乗口に行くまでには検温もあり、今回の騒動が全く影響を及ぼしていないということはないようです。

ジェット船、ジェットフォイル。

出発する時にテイクオフという、船?っていう用語を使いますがれっきとした船ですね。

出港後、船内から富士山が見えました。

この旅の間は天候に恵まれ、特に初日は富士山がかなりきれいに見えました。

ちなみに風は強く波は高くなり、途中で船酔いしかけましたがなんとかリバースせずに済みました。

と、いうことで伊豆大島に到着!

着いたのは島の北岸にあたる岡田港という場所。

岡田港はなんだか電波が悪く、着いてすぐ何かを調べたりすることも難しそうだったので、タクシーを拾って宿泊場所のある元町へと移動を開始しました。

◆原付をゲットし島内へ◆

坂を下れば海って風景いいっすよね!

こんな長閑な風景を眺めながらレンタサイクル店へ。

借りたレンタルバイク。

レンタル屋のおばちゃん曰く「新品用意しといたよ!」

俺の感想としては「ああ、そう……」しかない。

とりあえず原付をゲットしたので道内を自由に動き回ることが可能になったため、ある場所への行き方を調べにGoogleマップを起動してナビに使いながら移動を開始する。

その向かった先とは……。

伊豆大島最大最有名のホテル廃墟「湯葉」!

とりあえずスポッターとしては伊豆大島に来たらここははずせないでしょ!ということで行き方を調べ、軽く中を見て夜に備えます。

草木の生茂る入口の階段。

荒れ果てたエントランス。

この規模にしては落書きが驚くほど少なく、エントランスのここくらいしか見かけなかった気がする。

とりあえずエントランスのホールを軽く見回り、あとは夜のお楽しみに取っておくために撤退。

湯葉をでて振り返るとこんないい景色が。

富士山も見えてなかなかのロケーションでした。

そんなこんなで馬見たり三原山見たりしながら下山。

とりあえず天気が良いとはいえ原付で走るとモロに風を受けるため寒すぎてやばい!と思い伊豆大島で数えるほどしかない衣料品店で上着を購入。

まるで登山服かスキーウェアかというような妙に派手でダサくて赤い服を手に入れ、再び原付で移動開始です。

◆伊豆大島を回る◆

気持ちの良い快晴の中原付を走らせ、三原山登山道路から下った元町方面から、大島一周道路で南下していきます。

と、橋を通り過ぎた時になんか山の方からコンクリで固められた地形が川のように降って河口に降りてきているのを見つけ、急遽見に行くことに。

写真ではわかりづらいですが結構傾斜があります。

これは何かというと、溶岩導流堤というもので、噴火の際に流れてくる溶岩をこちらに誘導することで流れを変え、集落を守るために作られたもので、溶岩の導流堤としては日本初のものだとか。

http://oshima.georepublic.jp/溶岩導流堤

そんな溶岩導流堤から振り返ると、風で強く打ち付ける波が。

近づくと潮水をジャンジャン浴びるハメになりますが、その代わりに富士山と波という最高の景色をゲット!

さらに溶岩導流堤体の横側は地層がわかるような形になっており、この先に向かう地層大切断面を思わせました。

その後、さあ行こうと原付のエンジンをかけ意気揚々と進むも、道端に変なものを見かけて停車。

見かけた変なものというのは、この神社の入り口にかかる橋の欄干でした。

擬宝珠なのかなんなのかよくわからないが、あまり見ない形が興味をそそります。

ここは郷社大宮神社という神社で、「阿治古命(あじこのみこと)」と天照皇大神を祀っているといいます。

天照皇大神は説明の必要はないと思いますが、阿治古命については補足が必要でしょう。

伊豆大島含む伊豆諸島には日本の記紀神話とは少し違う成り立ちの神話があります。

それは「三宅記」と呼ばれるもので、鎌倉から室町の頃に成立したとされています。

曰く、伊豆諸島をつくったとされる三島大明神の五人の后のうち大島には「波浮の大后」という后が置かれており、この后と三宅大明神の間に生まれたのが「阿治古命」であるとのことです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/三宅記

下から見上げると結構な数の石段が待ち受ける。

第二の鳥居に到着するも、ここはまだまだ序の口。

石段はどんどん先へと伸びています。

しばらく進んで三の鳥居。

ここから先は先ほどまでの開放的な雰囲気とは打って変わって、周りが古木に囲まれていることもあり一種厳粛な空気が漂います。

古木の間の石段を進み、奥へ奥へと進みます。

四の鳥居の先に拝殿が見えます。

落ち着いた雰囲気の拝殿。

かなり新しく、屋根も葺き替えられている途中で、地元の人々に大切にされているであろうことが窺えます。

さて、そんな拝殿の周りには大量の小祠があり、不思議な雰囲気を醸し出していました。

もともと火山の島である伊豆大島。

島民の火山への畏れが神社への信仰を厚くしているのでしょうか?

大宮神社自体も今の位置に落ち着いたのは室町時代の噴火以降といいます。

三原山と共に生き、三原山に生かされている島民の心に大宮神社も生きているのでしょう。

ちょっと面白い小祠。

祠だけではなく小さな鳥居もあってシルバニアファミリー感がw

大宮神社の石段から見下ろした風景。

この風景を見た人は大宮神社への信心を厚くするのだろうなぁ、と思わざるを得ない絶景でした。

大宮神社|島と神社と寺(伊豆大島の神社とお寺のご紹介)
圧巻の椎樹叢と独特な空気感とパワーに満ちた大宮神社のご紹介(伊豆大島の神社とお寺をご紹介『島と神社と寺』)

というわけで伊豆大島原付旅、その1日目の1でした!

正直この段階ではまだまだ伊豆大島らしさもないし名所も見てないので、猫温泉とかいうやつがこんなことしてたんだー、ふーん、って感じで見てもらうのが一番かなー、と思います。

まあそもそもメジャーな観光地あんまり興味ないけどね!

とりあえず、みんなも行こう!伊豆七島!\(・ω・)/

それではまた次回の更新まで(・ω・)/

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