はい、こんにちは、猫温泉です。
突然ですが皆さん2000年ごろに「岐阜の心霊マンション」として連日ワイドショーを騒がせていたとある物件をご存知でしょうか？
1998年の完成からすでに壁の中から音がするなどの噂が語られ、2000年ごろには水道が勝手に出たりテレビのチャンネルが切り替わったり皿が飛んだり、コンセントに挿していないドライヤーが作動したりとポルターガイスト現象が多発します。
その現象は大手新聞やテレビのキー局などの大メディアでも取り上げられ、世間の知るところとなります。
困り果てた住人たちを尻目にメディアや自称霊能力者が押し寄せ、その中には心霊商法的ないわゆる恫喝を伴う御祓の強要や、押し寄せるメディアへの露出を狙ったポーズだけの除霊を行う者たちも少なくなかったという。
やがて、ある霊能力者が登場しこの事態を治めることになるのだが、このマンションで起きた現象はまさしく霊現象であるとも、ウォーターハンマー現象や低周波、活断層の影響、などとも語られている。
ひとついえることは前述の霊能力者が事態を治めた後も不可解な現象は度々起こっており、なんだかすっきりと解決しているわけではない、ということである。
そんな、とあるマンションの現在をとらえに行ってきました。
◆T住宅◆
岐阜の心霊マンションの名前はT住宅(仮称)といい、岐阜県の長閑な住宅地の端に存在する。
ここには建物はA棟、B棟、C棟の三つがあり、騒動が起きたのはA棟で、B、C棟は事件後に建てられたのだという。
こちらが事件当時に現象の舞台となったA棟。
しかし築20年過ぎているにしては結構綺麗で、建て替えとかリノベをしたのかな？と思わされる。
A棟出入口付近の様子。
A棟の裏手、B棟とC棟の手前にはこの住宅の名前を冠した小さな児童公園があり、長閑な雰囲気を見せている。
B棟はA棟の背後の川沿い、C棟と横並びで建っていた。
B棟C棟は騒動後に建て増しされたのだが、そこでも現象が報告されており、やはり現象は鎮まってはいなかったのだと噂されている。
非常に綺麗ですみやすそうな建物。
天気も良い休日だったが、思えば住民やその子供達の姿を一度も見ていないことを思い出す。
田園風景の中に建つ幽霊マンション。
かつてここが日本列島を震撼させたポルターガイスト事件の現場とはとても思えなかった。
オマケ：ちかづくな！
というわけで岐阜県にあるかつての心霊マンションT住宅の様子をお届けしました。
ここを舞台とした騒動は、ある霊能力者が治めた後もA棟や、さらにその後建て増しされたB、C棟でもまだ何やら起きている、というあたりで情報が途絶え、現在どうなのかを窺い知ることはできない。
一見長閑に見えるこのマンションも、洗濯物こそ干してある様子はあるものの、外に住民の姿がなかったあたり等、うがった見方をすればなんとでもとれてしまいかねない。
果たして「岐阜の心霊マンション」は過去のものなのか、今も続いているのか……それは住民のみぞ知るといったところか。
それではまた次回の更新まで(・ω・)/
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